ダメだと思った時が勝負

『もうダメだと思った時、そんなときは 目標の半分しか達成していないんだ』

上記の言葉は

ボクシング、もと世界ヘビー級チャンピョン、カシアス・クレイ(のち モハメド・アリ)の言葉です。過去最強のチャンピョンの一人として知られています。

名前が変わっていますが、宗教を変えたからです。

 

彼が世界チャンピョンの時、ベトナム戦争が激しくなりました。アメリカ人である彼にも徴兵の命令が来ました。

彼は、戦争に行くことを拒否。そして、チャンピョンベルトを剥奪(はくだつ)されました。国の命令に背いたからです。

彼は言いました。

 

『なんで、俺が、ベトナムの人たちを殺すために、戦場に行かなければならないんだ?』

 

アメリカがベトナム戦争で敗れた原因がアリというボクサーの言葉に集約されているような気がします。

 

ベトナムに行った多くのアメリカの若者達は、ベトナムで死にました。

それ以上に多くのベトナムの人たちは死んでしまいました。

 

 【[ベトナム戦争1960年~1975年】 (日本の高度経済成長(1950年代~1973年)と重なります)

ベトナム戦争と日本の高度経済成長は入試に良く出題されます。

歴史において大切なできごとなんだと思います。