中2の英語は、助動詞の復習をしています。
Shall I help you? 手伝いましょうか?
Yes, please. はい、おねがいします。
『断るときは、”No, thank you.”』
ある生徒に、
No, thank you. を日本語に訳してもらいました。
すると彼は
『だいじょうぶです』 と答えました。
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何年か前、中3のお母さんと面談したときです。
多くの高校の資料をお渡しした後、帰り際に、
『A高校の資料もコピーしましょうか?』と尋ねると
「だいじょうぶです」
その答え方に少し違和感を覚えた記憶があります。
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10年ほど前、社会を教えている講師(田辺君)が就活をしていました。
ある会社の面接で、「だいじょうぶです」と答えてしまい、それをとても気にし、
塾に来たときに、「採用の面談で、(何かを断るときに)『だいじょうぶです』って言ってしまったけど、それってやばいかもしれないですよね」と私に言いました。
「だいじょうぶだよ」と私は言いましたが、もしかしたら
やばっかったかも とその時は思いました。
しかし、田辺君は受験した会社のすべてから内定をもらい希望する仕事に就(つ)くことができました。
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中2の生徒が
No, thank you を『だいじょうぶです』と訳したように、断りのときに使用する「だいじょうぶ」が現代日本語として定着してきたのだと思います。
それだけ頻繁(ひんぱん)に使われているのしょう。
でも、中間テストで、No, thank you. を「だいじょうぶです」とは訳さないように指導していきたいと思います。
後記…No, thank you. だいじょうぶです テストで〇になるかも?
追記・・ウエルシアで「袋いりますか?」
おもわず「だいじょうぶです」(’24.7.1)