「どういうときに孤独を感じる?」
何年か前に、中3の生徒に聞いた時があります。(国語のテキストに「孤独」をテーマにした論説文がありました)
K君が言いました。
「みんなで、楽しそうに話をしているけど、その中に入れないとき」
彼の言葉を聞いて
若い頃に読んだ本の中に書かれていた言葉を思い出しました。
【孤独は群衆の中にある】
三木清の「人生論ノート」だったと思います。
一人でいる時に孤独を感じるのではなく、
「群衆の中に孤独がある」というのです。
「みんな、楽しそうに話しているけど、その輪の中に入れない」
みんながいるから孤独を感じるのです。
そう言ったK君は今は大学生。
近くの塾(個人指導塾)で講師のバイトをしているそうです。
学誠舎の卒塾生の女の子Sさんがその塾に通い始め、K君を知ったそうです。
「K先生(K君)は、学誠舎でバイトしたかったけど、断られたって言ってました」とSさん。
(学誠舎では、生徒の募集を止めているので、バイトの講師は募集していません)。