先週、学誠舎では2次関数の説明が終わり、(10月16日の水曜日)から『相似』に入る予定で、そのことを生徒に言うと
「学校では、もう2次関数終わりました。次は相似にはいります」
「えっ? だって、つい最近『2次関数』に入ったばかりだろ?」
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『関数』は、千葉県入試問題では必ず出題されます。したがってどの塾でも『関数』には時間をかけると思います。
学校では、あまり練習問題をやらないまま次に進んだようです。
「塾に行ってない子はわからないまま終わってしまいます」。と生徒の一人がいいました。
過去に、同じような意見を何度も生徒から聞いたことがあります。特に英語にそういう意見が多かったと思います。
「英文法の説明があまりなく、教科書を読んで終わってしまいました。」という場合もあるようです。
だから「塾に来てなかったら英語の文法、わかんなかったかも」という生徒が何人かいました。
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もし、私が公立中学校の数学教師で、中3の「2次関数」を始めるとき、こう思うかもしれません。
「教える生徒の半分近くはすでに塾で『2次関数』を学んでいるか終えているはずだ。そのような生徒がいるクラスでどのように『2次関数』を導入すべきか?「指導書」通りにやり始めたら、塾ですでに「2次関数」を学んだ生徒は退屈するかもしれない。でも、できる生徒を意識して授業を進めれば、数学が苦手な生徒はますます数学嫌いになるかもしれない。 困ったもんだ。これは塾の弊害だな」。
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学誠舎では14日(月)は祝日でしたが数学だけの補修をして「相似」の基本に入りました。
本日(10月16日)は「相似の証明」を終える予定です。」