先日、卒塾生のA君に偶然出会いました。
A君は 学校の先生になることを希望していました。
「仕事、決まった?」
「はい、・」
「学校の先生?」
「・いいえ、塾です」
「・・・どこの塾?」
「Eゼミです」
・・・
「・・仕事頑張って」
「はい、頑張ります」
教職試験、ダメだったのかなと思いましたが、それは聞きませんでした。
Eゼミで講師のバイトをしていることは知っていましたが、そのまま、塾の正社員になったようです。
A君が正社員になった塾は、アルバイト学生にも正社員と同じような意識をもって仕事をするよう指導しています(これは当たり前ですが)「生徒や保護者にアルバイトであることを言ってはいけない」と言っていたようです。(今はわかりませんが)
そういうシステムが嫌で、その塾のバイトを辞めた卒塾生もいます。
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私が過去に勤めた塾には教師希望の人が多くいました。
採用試験に受かり、公立の先生になった方もいますし、
塾の仕事が気に入り、そのまま塾の先生(正社員)になった方もいました。
「学校の先生になりたい。お医者さんになりたい、野球選手になりたい」という子どもはたくさんいますが、
なぜか
「塾の先生になりたい」という子どもは、たぶん 一人もいません。
このことに関しては、後日語りたいと思います。